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【所長コラム】「0(ゼロ)グラム」へようこそ Act.27

パリで健在だった「彼女」

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2009年07月17日 15時00分

ヨーコ・ツノ
バンド・デシネ専門店で再会した『ヨーコ・ツノ』。

 19年ぶりにパリに出かけた。今回は「ジャパンエキスポ 2009」や、パリ市内にある日本マンガやアニメの関連企業やお店を取材。アスキー総研ウェブサイトのニューズレターで、全5回にわたってインタビューを中心にレポートする予定だ。

 フランスで日本のマンガが売られるようになったのは、1991年に『ドラゴンボール』が出版されてからだそうで、19年前に訪れたときには、日本のマンガは見なかったと思う(実際には『アキラ』は刊行されていたし、日本のアニメは当時すでに話題になっていたそうなのだが)。当時、フランス流のマンガ(バンド・デシネ)専門店はあって、『ヨーコ・ツノ』(Yoko Tsuno)というナゾの日本人女性が主人公の作品が売られていた。

 今回、パリ市内での取材中に、バンド・デシネ専門店にも寄ってみたのだが、なんとヨーコ・ツノの最新作とおぼしき作品が、特別に目立つような位置に展示されている! 19年ぶりの再会では、彼女は宇宙空間でも大活躍しているようすだ。

 Wikipediaには「『ヨーコ・ツノ』 (Yoko Tsuno) は、ベルギーの漫画家ロジェ・ルルー(Roger Leloup)によるシリーズ物の漫画(バンド・デシネ)。原文はフランス語。日本人の女性電気技師ヨーコ・ツノを主人公とする」などとある。さらに、英語版のWikipediaによると、1970年代から営々と出版されてきたものらしい。

 彼女のおかっぱ気味の黒髪を見ていると、日本とフランスのマンガの間には、なにかただならぬものがあるようにも感じてしまうのだが……。今回のレポートでは、そんなフランスで年々拡大中の、日本のマンガ・アニメ・ファッション・J-POPのいまをお伝えする。

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■このコラムについて

 アスキー総合研究所所長の遠藤 諭が、コンテンツ消費とデジタルについてお届けします。

 本やディスクなど、中身とパッケージが不可分の時代と異なり、ネット時代にはコンテンツは物理的な重さを持たない「0(ゼロ)グラム」なのです。

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